いよいよテレビでも始まりました、流牙シリーズ新章! 監督が雨宮慶太に代わったということで、映画と同じく闇を照らす者の雰囲気を残しつつ雨宮牙狼っぽくもある両方のいいところを合わせた内容になっていました。
冒頭いきなり、ホラーを襲って人を襲うよう唆すジンガとアミリ。これは後の莉杏の最近ホラーが多すぎるという台詞も合わせて考えると、ラダン探索と復活を邪魔されないように陽動として手当たり次第ホラーを暴れさせているということでいいんでしょうね。
ホラー、ヘルツバイを追う流牙と莉杏。EDを見ると、ヘルツバイ人間態が本当に双子の役者さん使ってるっぽくて驚きました。てっきり合成とかスタントでやってるのかと。しかしヘルツバイってまんますぎる名前ですね。
莉杏の弾かれた魔導筆と攻撃を避けながら貼った魔導符に魔導銃を撃って跳弾で攻撃とか、流牙の瞬時に周囲を観察して
ピタゴラスイッチっぽくヘルツバイに投げられた人を1人も怪我させずに救うとか、2人の成長がよくわかる演出で嬉しくなりました。人目に付こうとお構いなしにホラーと戦い出す危なっかしさは相変わらずですけどもw
大人しく斬られてやるからせめてその前に1人食わせろというヘルツバイに、流牙の怒りが爆発! 1人いなくなった程度で何も変わらないだろうという言葉に、
「変わるさ」と迷いなく返すのが守りし者としての強い自覚を感じさせます。鋼牙も「殺されていい人間なんていない」って断言してましたしね。
ヘルツバイに襲われた女は今後レギュラーになるんですかね。被害者その1にしてはやたら意味深に描かれていましたし。
牙狼・翔対ヘルツバイ! 短いですが、飛び回りながらの濃厚なバトルでした。流牙もこの程度の相手なら一蹴できるほど強くなったんですねぇ。BGMが、闇を照らす者の処刑用BGMだったのもよかったです。あの曲牙狼シリーズ全体でも一、二を争うくらい大好きなので。
リュメのおかげで斬ったホラーの邪気を浄化できるようになったということは、この世界には番犬所の存在とかそこで剣を浄化するって考え自体がないっぽいですが他の騎士どうしてるんでしょうか……各々がその地にいる法師に頼んでやってもらうのが普通なんでしょうか。番犬所システムが確立されている鋼牙雷牙の世界より非効率的ですね。
魔戒法師ゲンにラダンを封印した法剣を抜かせるジンガとアミリ。こんなちょい役に下條アトムというのが相変わらず凄い豪華キャストですw
「娘に会わせてやる」はあの世で会うんだな!系だろうなとは思っていたのですが、
骨を1本ポンと渡して「会わせてやったぞ」は予想よりやり方が悪辣でげ、外道……!ってなりました。しかも「別の法師がやるだけ」という台詞から察するに、こういう人質をとって(勿論さっさと殺害済)言うこと聞かせられる法師を複数抱えているってことですよね……滔星にも負けず劣らずの悪質さです。
ラダンの封印が解け、流牙が新たなホラーピクロと対峙したところで次回へ! ピクロの人間態は市瀬秀和でしたねー。フブキ隊員懐かしい。
テーマ : 牙狼-GARO-
ジャンル : テレビ・ラジオ