劇場版 牙狼〈GARO〉-GOLDSTORM-翔- 簡易感想

 
見てきました。いやー文句なしに面白かったです! 前作である闇を照らす者の作風を壊さないように尊重しつつも、不満点が解消されていて大満足でした。テレビ版の第0話ということで、牙狼・翔やリュメや蓋付きザルバは多分これ見ないとわからないようになっていると思います。

以下ネタバレありで色々と


 
 
冒頭、双竜法師と阿号の回想。阿号戦闘形態がいかにも雨宮鎧武者!って感じでかっこいいです。腰に剣を挿している風なのでそれを抜いて戦うのかと思ったら、主な武器はメカ触手という……そして腰に挿してたものはあんな使われ方をするとはw
デゴルはいったい何体目の「最強のホラー」だよって感じですw 双竜法師に致命傷を負わせて阿号も貫いたのはいいけど、その後あっという間に阿号に木っ端微塵にされてましたし。

電脳九龍城なる場所でホラーを追う流牙と莉杏。流牙が落とされた莉杏の弾丸を跳ね上げて奪われた魔戒銃を取り返し、銃を受け取った莉杏がそのまま跳ね上げられた弾丸の一つを装填、撃ち出して他の弾丸にぶつけ、それを流牙が魔戒剣で弾いて散らばらせて取り巻きホラーを一掃するのはSUGEEEEEEEEってなりました。でも物凄い唐突に出てきたあのちっちゃいオッサンなに!w セックス・ピストルズか!
親玉ホラーがマジニに寄生された人みたいな口になって、そこからホラー体になるのはちゃんと闇を照らす者での描写も尊重されていて嬉しかったです。固有の姿を持つホラーが出てこないのは闇を照らす者の不満の一つではありましたが、それでもあの口のホラーも特徴ではありましたからね。
そして牙狼召喚! 親玉ホラーが「馬鹿な! 黄金騎士だと!? 牙狼は輝きを失ったはず、伝説だ!」と驚き、流牙が「伝説なんかじゃない!」と返すのがね……闇を照らす者での流牙の苦難と、その末に大きな犠牲を払いながらも黄金の輝きを取り戻したのを思い出して、早くもグッと来ました。
しかし本当によく毎回毎回変なシチュエーションでの戦い思いつきますね。今回はホラーの触手を牙狼剣の鞘で突き刺して屋上に固定して、ホラーと一緒に飛び降りてぶら下がりつつの戦いでした。

剣に邪気、肉体に邪気と来て、今度は鎧に邪気と来ましたか。ほんとホラー狩るのって面倒くさいですね、戦い重ねると3つも浄化しないといけないなんて。

森で子供の頃からずっと阿号に花を供え続けている老婆が、一言も台詞はなく背景とかが深く語られるわけでもないのに強く印象に残りました。

ラインシティの守り人、魔戒法師リュメ。所謂ロリババアキャラかと思ったら、割とフランクな性格のお人でした。一つの都市を丸ごと浄化して、ホラーが全く出現しないようにしているって確かに今まで出てきた法師の中でも図抜けた実力者ですね。あとお付きの人が仮面つけてスーツ着てるのがちょっと面白い。

流牙が基本的には人懐っこくて感情表現豊かなままで変わってなくてよかったです。ケバブ食べたがるところとかいかにもで和みました。

謎の男D・リンゴ。最初から泉谷しげるが演じることを前提に作られたらしく、いかにもな胡散臭いオッサンっぷりが確かにハマっていました。何者かは明かされませんでしたが、テレビ版にも引き続き出るようなのでそちらで明かされると思います。パートナーのユキヒメが何言ってるのかさっぱりわからないのは、パンフを読むと意図的にそうしたみたいですね。役者さんも台本をもらった時「?」ってなったと言っていましたw

デゴルの腕を奪った阿号と戦う流牙、莉杏。阿号の号殺剣がド迫力で、よくこんなアニメかよ!って画を実写でやっちゃいますねぇ。阿号でも振るうには足の裏から地面に体を固定する装置を出さなきゃならないという描写がツボです。

ラインシティの街外れにある森で、阿号と対峙する莉杏。札で炎を起こしてそれを足に纏って竜巻旋風脚するのは何がなんだかわからないけど笑ってしまう迫力がありました(褒め

リュメ対阿号。お付きの人が屏風持って、屏風に包まったらいっぱい剣が生えてきてそのまま回転して突撃したり、髪飾りの巻物で水墨画異空間作ってその中でバトルしたり、冒頭の牙狼対親玉ホラーとはまた違う雨宮バトル全開で凄い面白かったですw

魔導筆ブースターに阿号の攻撃も受け止められるガントレットに乗り物と、D・リンゴの託した魔導具がやたら豪華で笑いました。横流しって本当にそういうことしてる法師いるんですかね……滔星の母親みたいな法師もいたしありそう。

先の戦いで号殺剣の弱点を見抜いて、足の固定装置を壊す流牙は流石です。闇を照らす者の頃から割と頭はよく回る方な描写ありましたが、経験を積んで更に磨きがかかっていますね。

阿号の触手の先からブースターが出てきてそれで空飛んで吹きました。双竜法師凄い……大昔にこんなスーパーロボットを作ったなんて……そして腰の刀っぽいのは操縦桿だったというw

阿号の体を乗っ取って、デゴル復活。これは阿号の考えも、ある程度体内のデゴルの欠片の影響を受けていたってことなんですかね。少なくとも人類殲滅の手段にデゴルの腕を使おうとしたのはそれっぽかったです。

流牙が浄化の完了した鎧を召喚して、牙狼・翔誕生! ……宣伝で推してた割には、浄化が完了したらなんか形変わってましたって感じの登場で、しかも誰もそれに言及しないのでう、うn……?ってなりましたw 「戦闘的に進化した」というだけあって、あちこちが刺々しくなった姿はメチャかっこよかったですが。翔は今までのシリーズで定番だった限定パワーアップ形態ではなく、今後はずっとこの姿らしいですね。流牙だけの牙狼の鎧だとか。

デゴルに取り込まれた阿号に、「ホラーのいない世界を作る」ことを誓う流牙。その言葉に阿号が目覚める! 成仏?したと同時に体内から触手を出してデゴルの動きを封じ、号殺剣を流牙に託して牙狼がそれでデゴルをぶった斬るのは熱い流れでした。

阿号の「ホラーのいない世界を作るためには、人間を全て滅ぼすべき」という答えは「ホラーのいない世界を作る」ということだけに絞れば確かに間違ってはいないんですよね。ただ流牙の言う「それを望んだ人もいない、そんな世界を喜ぶ人もいないのなんて悲しすぎる」というのも正しいと思います。双竜法師が望んだのはそんな世界じゃなかったでしょうし。

「ホラーのいない世界を作る」というのは人間がいる限り不可能だけど、それでも不可能と諦めず、それを目指して守りし者として戦い続けるというのが、流牙と莉杏の出した答えと感じました。

エンドロールでテレビ版の映像が流れていて、この映画の面白さもあって一層期待が膨らみました。明日……は放送前特番なのでいよいよ来週から!


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