仮面ライダーアマゾンズ Episode 11.KILLING DAY 簡易感想

 
シグマがラスボスなのかと思ったら、あっさり死んで驚きました。しかもラストのアレでもう全くストーリーが読めません。つくづく恐ろしい作品ですアマゾンズ……


 
 
あの状況で、サッと福田に車回すよう命令して撤退を進める志藤と無言で素早く従う福田がかっこいいです。元警察の特殊部隊で、その頃から上官と部下だっただけのことはある動きですね。悠を運び込んだ後の、真っ先に水澤本部長に食って掛かろうとする福田を止めて駆除班のリーダーとして抗議する志藤もそれぞれのキャラが見えて、細かいところですが好きです。

腹をぶち抜かれていたのに、ひたすら肉を食べるだけで即座に跡形もなく回復する悠が不気味です。この異常な再生力は「第三のアマゾン」特有のものなんですかね。

「悠……やっぱりあなたは……フフフ……ハハハハハハハ……!
怖っ! 本部長怖っ!! 最初は悠の無事に安堵した笑いかと思ったら、すぐに悠の能力に歓喜するぶっ壊れた笑いになるのが怖すぎます。そりゃ加納もドン引きーって感じになりますわ。

2人の絆と仁の覚悟を知った後では、仁と七羽のいちゃいちゃも切ないです。トラロックの結果を確認するというのもそうですし、計算上結構な数のアマゾンが生き残るので「アマゾンを1匹残らず殺し尽くす」ことが目的の仁からすればトラロックで死ぬわけにはいかないと思うのですが、どうもここで死ぬつもりに見えるのが余計に不吉で……

「でも……あなたは違うわ。決定的にね。作った私が言うんだから間違いないわ。『自分は人間なのか』前に聞いたわね? 確信したわ。あなたは人間よ
うーんこの言葉をどう解釈したらいいのか……アマゾンに共感してあちら側に行きかねない悠を人間側に引き止めるために適当言っただけなのか、それとも悠=第三のアマゾンは、普通のアマゾンとは決定的に違っていて『人間』と言える何かがあるのか……

加納が裏切ったら、即座に仁にトラロックの制御端末奪還を依頼する水澤本部長が、持てる手駒の全てを把握してそれを万全に活用していてキレ者ですねぇ。バックする加納の車と追う仁のバイク、加納を援護するために現れた前原を車中から見た画、そして同時に「アマゾン!」の流れが燃えますね。

悠、開き直っちゃいましたね。まあ実は最初の決意の時にはっきりと「守りたいものは守って狩りたいものは狩る」と言っているので、これでブレているわけではないのですが。身勝手な考えだというのも自分で言っていますし。「ヒーロー」らしくはありませんが、このアマゾンにも情をかけてしまうところが前回言っていた「悠らしさ」なのかなぁと思います。

「詰んだのに、どうして倒れない?」
「倒れたくないからに決まってんだろうが……」
「馬鹿な」
「死んでる奴にはわからねぇだろうな……」

死体を使った「兵器」であるシグマに対して、もうボロボロなのに倒れない痩せ我慢で「生物」としての意地を見せる仁がかっこいいです。

うおおおおマモルの5円玉貯金がこういう使われ方するとは! 5円玉貯金の他にも今まで描かれてきたマモルの「チーム大好き、チームが一番」という気持ち、それに志藤の「俺達は金になるかどうかだけで動く」を伏線にした、見事なドラマでした。流石小林靖子です。結局マモルの想いに応えるために一旦わだかまりを捨てて一つにまとまっただけで、あくまでアマゾンは全部狩る志藤達とアマゾンの中でも狩るべき奴と狩りたくない奴がいるという悠の考えの相違という問題は何も解決しておらず先送りなのですが、今はこれでいいんだと思います。
マモルが5円玉の穴を通して見た「みんな一緒のチーム」、装備に5円玉を貼り付けてシグマとの戦いに挑む駆除班と、グッとくる画があるのもよかったです。

「ヤな顔すんなって……わかんねぇけど!」
ここ実際変身しているので表情はわからないのですが、話の流れやスーツアクターさんの演技諸々で、お前の助けなんていらねぇ!って感じで意地を張る悠の顔やそれを見て苦笑する仁が思い浮かぶいいシーンでした。

アルファとオメガ二人がかりでもまだ敵わないシグマに、三崎と福田の銃弾が炸裂して有効打を与える! 痛みは感じなくても電撃による動きの阻害はあるということで、駆除班が勝ち目を作った熱いシーンでしたが、銃弾の後ろに銃弾をぶつける意味はちょっとよくわかりませんでした。普通にやったら銃弾も軽く避けてしまうシグマの裏をかくために、三崎の弾に福田の弾をぶつけて速度を変えた……といったところでしょうか。それにしても福田の狙撃の腕が超人的すぎます。

『バイオレント・スラッシュ』
『バイオレント・ストライク』

やーっと見せてくれましたねアルファのバイオレントスラッシュ! あんまりもったいぶるので最後まで使われないんじゃないかと思っていました。
オメガのバイオレントストライクは、前に使った両足キックじゃなく脚のカッターで切り裂く脚版大切断な技でした。カッターが小さいのであんまり強そうに見えない。

致命傷を負ったシグマに、とどめを刺したのはマモル! 同じチームだから戦う、同じチームだったからこそ自分の手で安らかに眠らせてあげるという行動ができたのは、マモルもこの件を通じて成長できたんだなぁと。マモルが5円玉の穴を通して見たシグマが前原に戻っていたのと、ドロドロに溶けた粘液に前原の分の5円玉を置いてあげるのが、悲しいけどいいシーンでした。

「橘本部長が何をするかわかりませんでしたので。私が動けば逆に、それ以上の手は出さないと思いまして。作戦開始ギリギリまで粘ってみました」
とんだ食わせ者でしたよこいつ! まさか最初から水澤本部長を裏切るつもりなんかなくて、橘の形振り構わない妨害を防ぐために敢えて裏切ったふりをしていたとは……まさに敵を欺くにはまず味方からです。

「物食わぬ生命体など最弱にして下劣!」
「面白いではないか。生命に絶対はない! 100%駆除するなど不可能。そこから生き残るものは必ず出る! 既存のアマゾン体の中から、あるいは、人でありながらアマゾンとなった鷹山仁。あるいは、水澤君が創り上げた、第三のアマゾン……か」

アマゾンズの人間アマゾン問わない登場キャラクターの中で、一番イカれているのは間違いなくこの会長ですね。アマゾンという自社の作った新たな生命体が、食うか食われるかの中でどう生きて強くなっていくのか見るのが望み……なのでしょうか。橘は完全なピエロでしたが、これで終わりかシーズン2でまた新しい手を打ってくるのか。

ここでね、ここで終わっていればいい話だったなーで終わったんですよ。でもそうはしないのがアマゾンズという作品なのです。

「これ……あんまりおいしくない」
あああああああああちょおおおおおおおおおおおおおおおお!?!?!? そう来るのかよおおおおおおおおおお!! アマゾンレストランでの戦い、あの時に人肉を食べてしまっていただなんて……! 多分マモルには人肉を食べたつもりはなく、カニアマゾンに対抗するためにパワーを上げようと手近なところに落ちていた肉を食べただけなのでしょうが。あのモグラアマゾンの凄い動きは単にアクションや演出が手馴れてきたからと思っていましたが、食べたからだったんですね、食べちゃったからだったんですね……あれだけ可愛がってくれている三崎を完全に「美味しそうな食べ物」として見て舌なめずりするマモルが、辛い、辛すぎます。
これマモルにとって悲劇なだけじゃなく、カニアマゾンや客アマゾンにとっても物凄い皮肉な悲劇ですね。人肉を食べても少しずつなら覚醒を遅らせられる、その分ひっそりと生きていけると信じていたのに、実は少しでも人肉を食べたら覚醒が加速度的に早まるだけだったなんて。


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